寄稿を頂きました。
身代わり伯爵の冒険/清家 未森
第4回ビーンズ小説大賞〈読者賞〉受賞作。
下町育ちのミレーユは家業のパン屋を継ぐことを夢見る(鉄拳)少女。彼氏いない歴16年。
ある日、店先に現れた美青年リヒャルトと貴族の家に養子にいった双子の兄のいる隣国へ向かうことになります。
駆け落ちした兄の身代わりとして、庶民のミレーユが男装して宮廷に上がることになるが。
登場人物は一筋縄ではいかない奇人美形のオンパレード。
従兄弟なのにハーレムにスカウトしてくる美形王子。
リアルすぎる着ぐるみマニアの美形王子その2。
宮廷最強の兄ファンクラブ令嬢s VS 体も心も暑苦しい筋肉騎士s。
濃ゅーい人物達に翻弄されたり、リヒャルトの素敵さに癒されたり、謎の一味に命を狙われたりと大忙しの1冊です。
大勘違いで空回りすることもあるけど、ミレーユを見ていると物凄くポジティブな気分になれます。
甘辛が交互にやってくる展開なので、気がつくとどっぷりハマっていました。
続きが楽しみです。