寄稿頂きました。
ルパン3世 ~血の刻印~
久々に日本が舞台の作品。
人魚の肉を食べてしまったために、800年以上生きた八百比丘尼の財宝を盗もうと、あれこれ動き回る作品。
とっつあん(銭形警部)も、もちろん出てきます。
八百比丘尼の子孫たちが出てきて、八百比丘尼の血をより濃く受け継いだ女性が、致命傷になりかねない傷を負っても、直ぐに傷が治り、回復。
その時、次元大介をかばっていた為、後半で次元大介が、「あんたのお陰で、俺は命が助かった。その礼をしなくちゃなんねえ。」と、恩返しを約束。
義理堅い次元も健在です。
財宝が何だったのかを書いたら、ネタバレになってしまう為伏せますが、不老不死が本当に幸せなのか、いずれ寿命が尽きたら死ぬからこそ、「生きる事は大変でも美しい」のではないかと、色々と考えさせる展開になっています。
財宝が財宝なだけに、何百年もの間、色々な人間が狙っていたらしく、財宝が眠る洞窟の入り口には、財宝を狙い、罠にかかって命を落とした人間の骨があちこちにあります。
ちなみに、ルパン3世のおじいさん、アルセーヌ・ルパンにも触れている作品です。