寄稿頂きました。
機動戦士ガンダム0083スターダスト・メモリー
宇宙世紀0079の1年戦争から、なぜ地球連邦軍の内乱「グリプス戦役」が起きたのかをつなげる為に製作された作品。
1年戦争で負けたジオン軍の兵士達の中には、地球連邦政府へ降伏する事を良しとせず、地下に潜ってゲリラ活動を行う物が多数居た。
その、地球の食料倉庫になっている北米地域へコロニー落としをし、地球人類の食料供給不足を招く「星の屑作戦」決行のため、核弾頭のバズーカ装備のガンダム試作2号機を奪取し、地球連邦軍の宇宙艦隊観艦式で、旗艦のバーミンガムへ核バズーカを発射、地球連邦軍を混乱させ、コロニージャックを決行。
コロニーを破壊し、地球への被害拡大を阻止しようとしたが、阻止できず、結局、大穀倉地帯である北米大陸に落下。
主人公たちは、星の屑作戦阻止のため、必死になって働くが、軍令部が命じたガンダム試作3号機の使用禁止を破り、無理やりガンダム試作3号機を受領。
その事から、軍法会議で、独立部隊として作戦行動をしていたアルビオン艦長、エイパー・シナプス大佐は銃殺刑の判決、シナプス大佐の部下で、ガンダム試作1号機と3号機のパイロット、
コウ・ウラキ少尉(戦時中尉)は、懲役1年の判決を受けた。
軍法会議に掛けられた彼らが、戦争を止めるべく正しい行動をしていたにもかかわらず、連邦軍上層部が無能過ぎた為に被害が拡大。
しかも、その被害に乗じて、数年後にコロニー住民を虐殺する独立部隊、ティターンズ結成に至ってしまった。
上が無能であれば、組織の下の人間が幾ら頑張っても、報われない、これは現実世界でも言えるのではないでしょうか。
会社の上層部が無能であった為、会社が倒産、一般社員から中間管理職が頑張っても。