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軍靴のバルツァー1巻(中島三千恒)感想&あらすじ・舞台は19世紀後半ヴァイセン王国。先の戦争で…ネタバレ注意。


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19世紀の王立士官学校、軍事顧問バルツァーが活躍!

面白いところ。

舞台は19世紀後半ヴァイセン王国。先の戦争でその功績が認めらた「ベルント・バルツァー」は、通常より3年早く佐官に昇進する事となった。これはまさに順風満帆、完璧な出世コース!…と思いきや、同時に軍事後進国バーゼルラントの士官学校に「軍事顧問」として着任する事を命じられる。さらにその結果次第ではなんと「祖国に帰れないと思え」という上官からのお達し付き。着任したバーゼルラント王立士官学校では装備の古さや、時に国民感情との対立を経て異国の地で新たな任務を全うしようとするのだった。

好きなキャラ。

バルツァー。さすがの出世頭、キレ者です。毎話色々な切り口で楽しませてくれます。

好きなエピソード。

「第5話暗雲たつ」1巻のラストとなるこの話。ある戦いに挑む事になったバルツァー、圧倒的に不利なこの状況下で彼はどう動くのだろうか。

作品に関する思い出。

表紙の描写がとても綺麗なので以前から気になっていました。軍服がフリンジやベルト、細部の金具まで描かれていてとても美しいです。ページ内部の描写もとても繊細です。

おすすめ。

巻末に「暮らしのワンポイント」という、ワンポイントにしてはかなりディープな作中設定や豆知識が載っています。第2話に登場するドイツ料理「シュバイネハクセ」の簡単なレシピも掲載されています。とっても美味しそう!

作者について。

過去には三国志関のコミックスを多く執筆していた作者。作品は現在も「月刊コミック@バンチ」にて連載中。