政治、経済、深まる展開をサラリと読ませるテンポの良さ。
面白いところ。
ロットリンゲンでの大規模デモを発端に、バルツァーの立場は非常に雲行きの怪しいものとなっていた。そんな中、彼はどのようにいつもの策士ぶりを発揮してくれるのでしょうか?様々な困難と絡み合う政治、経済、軍事それぞれの問題が凝縮された第3巻。しかし、そのテーマの重さをもはね除けるテンポの良さで読み進められる
好きなキャラ。
ヘルムート。固い印象が強かったのですが、口を開くと案外面白い事をいうのだな。と、ますます好きになりました。
好きなエピソード。
「第15話 憂国の謀」要となる話なので、あまりネタバレはしたくないので一言だけ。184ページのバルツァーがかっこいいです!ナイスな角度!!
作品に関する思い出。
巻を追うごとに続きが気になる作品です。既刊をまとめて買ってくるんだったと少し後悔するくらい今期の自分の中でのヒット作でした。
おすすめ。
今回の「暮らしのワンポイント」は軍事関係の知識が豊富に紹介されていて、とても読み応えがありました。レシピ掲載が無いのが少し残念でしたがそれをカバーするボリューム感です。