- 原作:山下陽子
- 絵:ヤマシタサツキ
まさにタイトル通り、「手裏剣通」に燃える夫。
面白いところ。
タイトルそのままの実体験レビューコミックです。一気にひるんでしまうこのタイトル、旦那さんの行動力はマニアを通りこして会社まで辞めてしまう始末。最終的には「道場開設」にまで持って行ってしまう行動力の持ち主である所が凄いです。と、こんなに波瀾万丈な展開ですがもストーリーは結構淡々と進むので、まったりと読む事が出来ます。とある手裏剣の入門書が夫である彼にもたらした禁断の魅力!それは一度ハマったら抜け出せない魅惑の世界なのでした。
好きなキャラ。
陽子さん。私が働いているからなんとかなる!と気前良く夫に退職を進めてしまうその男前な正確。付いて行きたくなります。
好きなエピソード。
公園での野外稽古シーン。実践で使うと手裏剣ってあんな風になるんだ!とちょっと目からウロコな私でした。
作品に関する思い出。
忍者好きとしては、タイトルを見て思わず手に取らずにはいられませんでした。手裏剣にも色々種類があったのですね、勉強になります。
おすすめ。
ほのぼの手裏剣道、ダンナさんの熱い情熱がヤマシタサツキさんのゆるかわイラストで中和されて読みやすく仕上がっています。山下夫妻の手裏剣道場開設への道を、是非お楽しみください。