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東京BABYLON―A save Tokyo city story1巻(CLAMP)感想&あらすじ・街に潜む闇を陰陽師、皇昴流が解決…ネタバレ注意。


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東京の街に潜む闇を陰陽師、皇昴流が解決。

面白いところ。

現在のCLAMP作品とは少し作風が違い、ダークというか社会性の強い感じのする内容を扱ったお話が多いです。その上で陰陽師「皇一族」の13代目代目である皇昴流(すめらぎ すばる)が、その力を使い数々の問題を解決していきます。同じマンションの別室に住む明るい双子の姉、北都(ほくと)。同じ陰陽師でありながら、陰の存在である暗殺集団「桜塚護」(さくらづかもり)に所属している桜塚星史郎。しかもこの星史郎、本気か嘘かまるでからかうように昴流の事を好きだと言って来るのです。面白がってデートのセッティングをしようとする北都。しかし昴流の過去には何かがある様子で…。

好きなキャラ。

皇北都。毎回色んな衣装が可愛いです。彼女のファッションショーを見ているだけで目の保養になる!

好きなエピソード。

「vol.1 BABEL」東京タワーに除霊に行く回です。女優を目指していたという女性の霊との対峙、生前に思うような成功を成し遂げられなかった彼女の思い。そして、その思いに真摯に向き合う昴流と星史郎はとても感慨深い物があります。特に普段ふざけている星史郎の台詞には重みがありました。

作品に関する思い出。

当時あまりに綺麗で斬新な装丁にすっかり心を捕われました。しかも1巻ずつデザインが違うので全巻集めて並べると壮観です!現在はデザイン改訂版や文庫版も出版されているようです。

おすすめ。

どのお話もずっしりと来る所がありますが、その分読み応えがあります。今もなお色あせない画集の様なため息が出る程に美しい描写は、さすがCLAMPです。

作者に関して。

有名なのでご存知の方が多いかもしれませんが、1人の漫画家さんではなく女性グループで執筆されています。メンバーは大川七瀬、いがらし寒月、猫井椿、もこな、の4人で構成されています。