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軍靴のバルツァー4巻(中島三千恒)感想&あらすじ・バーゼルラント、ヴァイセン間で開かれる極秘会議により両国はお互いに…ネタバレ注意。


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ついに動き出す本格始動、

面白いところ。

数々の功績は、それまでヴァルツァーに対して不信感を持っていた第二王子の心を次第に掴み確固たるものにしていった。バーゼルラント、ヴァイセン間で開かれる極秘会議により両国はお互いに盟友としての軍事支援を確約した。しかし、間もなくヴァイセン対ホルベック間での戦争が勃発!!…これは同盟を結んだばかりの第二王子アウグストが援軍を送らなければという事を意味している。緊急の部隊編成の要望として、参謀長からは非情な「要求」がなされたのだった。

好きなキャラ。

ヴァルツァー。戦争勃発によりヴァルツァーの本領発揮、第4巻ではさらなる活躍シーンが盛りだくさんです。交渉、指揮、その統率の取り方全てが魅力的です。

好きなエピソード。

「第19話 秋の嵐」前線から100km後方にあるホッペンシュテット村での出来事。だんだん口数が増えた第二王子の熱い一面を垣間みる事ができます。そして、過去におきた気になる『例の事件』との関連性を臭わせる人物の登場もあり読み手としては彼の存在が気になる所です。さらにそんな時にこの前線から遥か離れた土地に砲撃音が!?

作品に関する思い出。

すぐに読みたくて書店に行くと4巻だけ無かったり、ヴァルツァーを置いていない事が数件。諦めてネットで頼んでしまえば良かったのですが、書店巡りも楽しかったのでまた良しです!

おすすめ。

今回はなんと「特別編」があります。ヴァルツァーのオフの顔って、そういえば見た事ないですね。ぎっしり詰まった本編を和らげてくれる、それでも彼らしいエピソードでした。