ナカノ実験室

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感想・書評:珈琲店タレーランの事件簿「また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」あらすじ・美星の推理力は抜群で、豆を挽きます…ネタバレ注意。


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寄稿頂きました。

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を 作:岡崎琢磨

本屋で見て以来、ずっと気になっている本でした。人気があるらしく、何か月経っても棚に山積みに置かれていて、「面白そうな本だな」と購入してみました。読んでみると、文章がすごく読みやすかった!。色々な本を読んでいますが、ダントツです。

主人公、珈琲好きのアオヤマ(男)が、珈琲店タレーランで最高の珈琲に出会うところから始まります。
アオヤマと珈琲店タレーランのバリスタ、切間美星(女)が日常に起こる事件の謎を推理していきます。一話ごとに解決していて、毎回、どんでん返しで、「なるほど」という結末になっています。

美星の推理力は抜群で、推理する時はいつもコリコリと豆を挽きます。豆を挽きだすと、「お、推理が始まったな」とお約束の行動です。アオヤマも推理することはするのですが、いつも美星に「それは違うと思います」と言われ、見当はずれの推理ばかりします。

本の最後には、切間美星に関する事件が起こって、アオヤマの本性が暴かれます。
「アオヤマは何故、珈琲店タレーランの常連になったのか」
アオヤマの印象ががらりと変わります。