」で便利でお安く。一言感想
いつもの金曜日の逢瀬で、詠心（うたこ）が素敵なお嫁さんになるのが夢だという話を笑って聞く２０面相。
２０面相は「結婚式には是非呼んでください」と言って詠心を怒らせてしまう。
２０面相こと玲も詠心のことが好きだったが、お互いに明確な告白はしたことがなかったためにすれ違ってしまったのだ。
それぞれに相談相手に諭され、二人はお互いの気持ちを打ち明けるのであった。
好きなところ。
玲に自分の気持ちは言葉にしないと伝わらないと諭す、養護教諭の明智先生（玲は知らないが実の父の弟。つまり叔父）。謙虚で優しいのはいいが伝えるために言葉があると諭す。
一方詠心も姉の誠心（まこ）から２０面相が自分のことを好きだと思っていたから付き合っていたのかと言われ、好きでいればいいと言われる。お互いの心が分かることはなく「つもり」でしかないと…。
好きなキャラ。
大川誠心。
ここまで悟りきり泰然とした小学１年生は知らない。本当に弟子入りしたいです。
好きなエピソード。
２０面相が詠心に「好き」と告げるシーン。
はた目には両想いのように見えても言葉にしないと伝わらない。
詠心も「はじめて会った時から好きだった」と告げ、伝わっていなかったことを知る。
言葉の大切さで二人ははじめてお互いの気持ちを知るのであった。
