ナカノ実験室

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感想:人間失格(にんげんしっかく)あらすじ・作品を発表した後、愛人の山崎富栄と共に玉川上水で入水自殺を…ネタバレ注意。


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寄稿頂きました。

人間失格(にんげんしっかく) 作者:太宰治(だざいおさむ)

「人間失格」と言えば、夏目漱石の「坊ちゃん」、芥川龍之介の「羅生門」、森鴎外の「舞姫」などと共に有名な日本文学の作品のひとつです。
たまにはこういった有名な文学作品を読んでみようと思い古本屋さんで105円で購入し読みはじめてみました。

「人間失格」は太宰治が1948年に発表したものですので、文体や表現が現在のものとは少し違い読みにくさを感じました。
しかし、読み進めて行くと多少のフィクションを交えてはいるのでしょうがこの本は太宰治の人生を描いているんじゃないかと思え、普通決して人には言えないような「恥」もさらけ出しておりとても面白く読むことができます。
やはりまったくの架空のお話よりも、人ひとりの人生ほど面白いものはないなと思えます。

太宰治はこの作品を発表した後、愛人の山崎富栄と共に玉川上水で入水自殺を遂げており、遺書的な作品とも言われております。