ナカノ実験室

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感想・書評:魔術はささやく(宮部みゆき)あらすじ・推理小説の部類に入るようなのですが…ネタバレ注意。


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寄稿頂きました。

宮部みゆきさんの魔術はささやく

この小説は推理小説の部類に入るようなのですが、私には何を推理していいのか分からず、最後までドキドキしながら読みました。おやすみ前に布団で読み始め、最後が気になってラストまで辿りついたのが朝の4時…その位惹き付けられる内容でした。

自分も小説の中の主人公になりきってしまい、読みながら何度も後ろを振り向いたり、誰かにこちらを見られていないかも気にしつつ読み進めました。完全にひとり不審者です。この誰かに自分の意識をコントロールされているんじゃないか!?感を味わさせることが出来るのは、宮部さんだから為せる技術だと思いましたよ。単行本で分厚い部類に入ると思いますが、あっという間に読み進めたくなる、そんな小説です。お若い方だと今やひとり一台は持っている携帯電なので、文中の電話のやり取りに違和感を感じるかもしれませんが、色んな世代の方に読んでいただきたい小説です。