07-GHOST:きれいに終わりましたが、後の話をもう少し書いてほしかったです
一迅社より発売されている07-GHOSTを私自身としては約5年間追いかけていました。
長い間愛読していただけに最終回を迎えることはとても寂しくて悲しいものでしたが、きれいな終わり方をしてくれたのでそれなりには満足しています。
ゼーレの地へ行ってミカゲの人生をやり直してもらうことを最初は掲げていてゼーレの地へは当初の通り行きましたが、フラウを助けるために行くことになるとは思いませんでした。
テイトにとってたくさんのものをなくしてしまう人生でしたが、最後にファーザーと再会できたことが意外であり読者としてすごく嬉しかったです!
支えになってくれた人たちは他にもたくさんいますが、少ない記憶の中で自分を育ててくれた人であり自分を命がけで守ってくれた人にもう一度会えることは特別なことだったと思います。
ゼーレの地へと向かうテイトを最初に止めたのがミカゲなのも印象的で、あのミカゲなんだなと思わせてくれました。
心が通じているのか泣いて見送るミカゲが寂しそうで、でも応援しているように見えました。
最終的にテイトがまた生まれてくるというのはちょっとありきたりな気もしましたが、07-GHOSTたちが新たな道を歩み始めたことが嬉しくミカゲとまた一緒にいられるテイトを見れて良かったなと思います。
テイトが血を流さずにラグスを復興させる過程や復興させた後のことも少しイラストで見たかったですが、文字だけでの表現だからこそ感じたものもあるんだろうなとも思います。
なんにせよちゃんと伏線などは回収しながら当初の目的を果たした上でのハッピーエンドだったのですごく良かったなあと思います。