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P.A.(プライベート・アクトレス)1巻PART2正しいショパンの楽しみ方/赤石路代)感想&あらすじ・小早川志緒はお嬢様学校に通う病弱なはかない少女…ネタバレ注意。


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  • P.A.(プライベート・アクトレス)(単行本)1巻
  • PART2 正しいショパンの楽しみ方

一言感想

小早川志緒はお嬢様学校に通う病弱なはかない少女…というのは仮の姿。本当は個人相手になんでも演じるP.A.(プライベート・アクトレス)という個人的な女優。
私生活は父親は家庭のある実力派俳優で、母親は日本におけるトップ女優。志緒は私生児として父親に存在を隠されたまま育てられた。
そんなある日、志緒は父親の本妻の息子、つまり自分にとっての腹違いの兄にあたる緒方京介に雇われることになる。

演じるのは二人の父親である緒方正和と志緒の母である永沢さゆりの娘で、京介の恋人役。
志緒は父親に存在すら知られていなかったが、京介も母や自分をほったらかして女性問題の多い父を恨んでいたのだ。
自分の血をひく兄妹かもしれない二人が愛しあったらどう思うのか、自分のしてきたことを思いしらせるために、なにより志緒は父親に会いたくて引き受けるのであった。

好きなキャラ。

小早川志緒。
綺麗なだけではなく演技力も半端ではない。度胸もあるし、演技が好き。

好きなエピソード。

緒方正和の正妻であり、京介の母が志緒の存在に自殺しかける。
「永沢さゆりの娘ではないのか」と問われた時に傷む心を隠して演技を続ける。
自分の存在を隠すために…。
ただショパンの曲が流れた時に隠れて泣いてしまう志緒であった。