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P.A.(プライベート・アクトレス)6巻PART22ナポレオンの泣いた夜(赤石路代)感想&あらすじ・小早川志緒の母は未婚の大女優の永沢さゆり…ネタバレ注意。


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  • P.A.(プライベート・アクトレス)(単行本)6巻
  • PART22 ナポレオンの泣いた夜

一言感想

小早川志緒の母は未婚の大女優の永沢さゆり。父は実力派俳優で家庭を持っている緒方正和。父である緒方は志緒の存在を知らずにいた。
しかしそんなある日、たまたまエキストラの仕事にきていた志緒と制作発表をしていた緒方が同じニュースを耳にする。
永沢さゆりを含んだ日本人ロケ隊がバルト海沈没船に乗っていたというのだ。

その瞬間、目があった志緒は緒方に自分が子供であることがばれたと悟り、緒方も志緒が自分とさゆりの子供であると知る。
一緒にフィンランドに永沢さゆりを探しにいく志緒たち。
いくら探しても見つかることがない状態に志緒たちは…。
しかしさゆりは生きていた。
詰め寄る志緒に「永沢さゆりは死んだ」と言うさゆり。
顔に大けがを負い、後が残ることで女優が続けられなくなった永沢さゆりとしての死であった。

好きなところ。

眼があっただけで分かってしまう志緒と緒方。
親子だからか、どちらも才能があるためだろうか、言葉がなくても分かってしまう。
さゆりが生きていると分かった時も離れていたはずなのだが、目だけで分かりあっていた。

好きなエピソード。

「女優が続けられない」「もう共演できないのが残念だわ。あなたたち二人と」と涙を浮かべて言うさゆりに泣く志緒と緒方。
初めて揃った親子なのに悲しい話に泣くしかないのがせつなかった。