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僕のいた時間・最終回/感想&あらすじ・先輩役の斎藤工に注目…(ネタバレ注意)。


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「僕のいた時間」最終回 先輩役の斎藤工に注目

ALSという難病がテーマのドラマなので、重いかな・・と見ることを少しだけ躊躇したけれど、大好きな斎藤工が主人公の先輩役として出演するので見ることにしました。
このドラマの良かったと思う点は、難病を抱える拓人(三浦春馬)だけをクローズアップせず、彼を取り巻く人たちの気持ちがしっかりと描かれているところでした。

立場的に、拓人を支える恵(多部未華子)に一番感情移入すると思っていましたが、
それぞれの登場人物の気持ちを考えさせられる結果になったのも、それが理由であると思っています。
複雑に考えなくとも、各々の気持ちが理解できるような判り易い描写であったという点を、私は高く評価します。
どこから見ても才色兼備な先輩の繁之(斎藤工)でも、彼なりに嫉妬心があり、その嫉妬の矛先の拓人が難病になってしまったことは彼にとって余計に苦しいものであったと思います。
人は頭では解っていても、どうしても無い物ねだりに負けてしまう弱さがあります。
人と比べてどうかということを一番求めてしまっているのは、自分です。
その自分に勝つことがいかに難しいかということを、難病の拓人以外でも描いていた
このドラマはとても深いです。