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ごちそうさん最終回「とんだごちそう」感想&あらすじ・東京から大阪へ嫁ぎ、生活習慣の違いや、姑、小姑さんとの関係も…(ネタバレ注意)。


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ごちそうさん最終回「とんだごちそう」

朝ドラを見る習慣のなかった私が、この作品は第一話から見ていました。最初はたまたま見ただけだったのですが、美味しそうな食事と昭和の雰囲気が気に入り見続けていました。
杏の演じる主人公、め以子の幼き頃からの体と心の成長、時代背景が本当に懐かしく、また戦争も描写されていたので若い子にはぜひ知ってもらいたい内容でもありました。
東京から大阪へ嫁ぎ、生活習慣の違いや、姑、小姑さんとの関係も大変だっただろうなと自分と重ねて見ていました。私も実家から離れた土地へ嫁ぎ、姑さんとの関係が難しかったので、上手にやりくりしているめ以子の姿を見て勇気付けられていました。

様々な人間描写も描かれていたこの作品で、後半は戦争が始まりました。主要メンバーはなんとか生き残ってきている中で次男は戦死してしまい、夫の悠太郎はずっと帰ってこなかったのでこのまま終わってしまうのかなと思っていました。毎週食べ物に掛けたタイトルだったのですが、今回のはなんなのか最終話が始まっても途中までわかりませんでした。最後の最後、家から飛び出してきた豚が一匹おりました。そして追いかけていたのは悠太郎、ずっと待ち続けていため以子のことを思うと本当に良かったねと涙が止まりませんでした。自分の手料理が食べたいと言った妻のために、満州で食した豚の丸焼きを作ろうと豚一匹を持ち帰った悠太郎でしたが、タイトルの「とんだごちそう」とはこの飛びたしてきた豚、「豚だごちそう」だったのでしょう。
美味しい食事はいつの時代も力を持っているんだなと感じさせる作品でした。最終話には家族や友人との絆も描かれていたので、とても温かい気持ちで見ることのできる作品となっております。