動き出す星史郎、彼の本当の顔は。
面白いところ。
昔から日本を霊的に守ってきた陰陽師、「皇一族」。その13代目にあたる皇昴流(すめらぎすばる)は、陰陽術で数々の怪事件を解決します。その実力に彼ら一族には政府関係者からも話が通る様子。同じ陰陽師として活動しながら、暗殺集団「桜塚護」(さくらづかもり)に所属している桜塚星史郎。好意的に昴流に近づいていましたが、いよいよ普段とは違った一面を垣間見せるシーンもありどちらが本当の彼なのか迷う所です。
好きなキャラ。
桜塚星史郎。スマートな術の使い方がとても格好いいです、同じ陰陽師でも人によってスタイルが違うのだなと思いました。
好きなエピソード。
「ANNEX/SMILE」皇一族の一員である北都ちゃんが術を発動するシーンを見る事ができるお話です。彼女の活発さ、天真爛漫な性格がとても魅力的に映る回です。そして反面、東京の街に潜んでいる寂しさも浮き彫りになります。2人がこれから楽しく過ごせるとよいな、と思います。
作品に関する思い出。
楽しく明るい話ばかりではないのにとても引き込まれてしまう、一度読むと止まらなくなる不思議な魅力がありました。
おすすめ。
皇本家や十二代目当主である祖母も登場する第2巻。昴流が鮮やかなイエローをベースとした独特のコスチュームを纏った表紙デザインは、発刊から20年以上経った今もなお色あせません。