空に浮かび続ける都市の「代償」それは…
面白いところ。
地球上の海面上昇により、人々は空の上に居住地を求めるようになった。「空挺都市」ではその浮力を保ち続けるために燃料を燃やし続けている。その中の「燃料街」では特にその燃料蒸気の濃度ために独特の病が発症される。「古妖精病(メランコリア)」一番大切な人が記憶からきえてしまうその病は、主にコンビナート勤務者を中心に流行していた。どこかレトロで独特な街並みの中で描かれるラブファンタジー。
好きなキャラ。
ユナ。表紙の彼女のカラーイラストがとても魅力的で購入しました。ちょっと不思議で天真爛漫な所がより気になるキャラクターです。
好きなエピソード。
ユナが灯籠屋さんの手伝いで鉄風鈴を売りに行くシーン。屋台を引く彼女とたくさんの鉄風鈴、桜の花がとても素敵でした。
作品に関する思い出。
以前から気になっていたのですが、読んでみるととても好きな世界観でハマってしまいまいた。
おすすめ。
線が細く白黒がハッキリした感じの絵柄が好きな方に特にオススメです。街中には独特の建造物の描き込みが多いので、街並好きな方にも。