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絶愛-1989-4巻(尾崎南)感想&あらすじ・犬「コージ」が大家さんに見つかり退去勧告をされて…ネタバレ注意。


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一言感想

晃司は泉を(キャラとして)堂々と口説く事に決めました!

面白いところ。

アパートで内緒で飼っていた犬「コージ」が大家さんに見つかり退去勧告をされてしまった泉。それでなくてもアパートは3ヶ月後には取り壊してマンションになる予定、これは早く次の家を見つけなければいけません。もちろん晃司からの提案で自分のマンションに住むように言われましたが高級マンションの1/3の家賃など到底払えません。頑固な泉は申し出を断り、コージを連れて家探しを始めます。そんな中ふと目を離した隙にコージは道路に飛び出し車にはねられてしまいます。泉に蘇った強い死の記憶…。放心した彼が訪れた先は晃司のマンション、泉、晃司、克巳。3人の想いが錯綜する第4巻です。

好きなキャラ。

南條晃司。そのキャラクター性の濃さがとても凄いです。

好きなエピソード。

終盤に向けて自分を抑えきれなくなった晃司がとったある行動、それを大きく覆すかのような泉の大胆な展開に驚きました。気は強いけれど、紳士的である彼があんな行動に出るなんて。

作品に関する思い出。

加速が止まらない作品のテンポに困惑しながら、目が離せなくなっていました。

おすすめ。

次巻でラストなはずなのですが、怒濤の展開にどう収束を向かえるのか読んでいても全く想像が出来ませんでした。距離感が縮まっているようでいて、却って離れているように見える時もある。そんな不思議な2人です。