ナカノ実験室

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金田一少年の事件簿・4~5巻・学園七不思議殺人事件/感想&あらすじ・ミステリー研究会会長の桜樹るい子に勧誘され…ネタバレ注意。


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一言感想

  • 原作:金成陽三郎 漫画:さとうふみや

たくさんの謎が渦巻く七不思議殺人事件。

面白いところ。

ミステリー研究会会長の桜樹るい子に勧誘され、主人公の金田一一とその幼馴染の七瀬美雪はミステリ研究会に入部することになった。
そこで、一は不動高校にまつわる七不思議と、その七不思議をすべて知ってしまうと放課後の魔術師に殺されてしまうという話を知る。
そんな中、るい子に呼び出された一は、るい子が放課後の魔術師によって殺害されたのを目撃する…

七不思議だけあって、気味の悪い雰囲気漂う話です。
核心に迫った部員が七不思議に沿って殺されていき、一体その殺人が何を目的としているのか、七不思議には一体何が隠されているのか、非常に気になる展開でした。
放課後の魔術師にまつわる神保博士の戦時中の人体実験の話や、学校に届いた脅迫状、行方不明になった、過去にミス研に所属していた少女・青山ちひろの話など、読めば読むほど謎は深まっていくのですが…
そんな中で、美雪が犯人に狙われ命が危ない状況に追い込まれたときは、今までにないくらいハラハラ感。
るり子の密室殺人のトリックには驚かされました。
犯人の身勝手な殺人の動機と真実、行方不明になっていた青山ちひろの父親の知りたかった真実とそれを知った気持ちなど、後味の悪い悲しい事件だったなと思いました。
それと同時に、一は美雪のことが大好きなんだなあとほっこり。