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美味しんぼ(文庫本)52巻第4話「雄山の危機!? <1・2・3・4>」感想&あらすじ・双子の子供、陽士と遊美を義父の海原雄山に…ネタバレ注意。


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  • 作:雁屋哲  画:花咲アキラ

一言感想

ある休みの日、山岡士郎の妻ゆう子は、双子の子供、陽士と遊美を義父の海原雄山に会わせる。双子を抱く雄山にゆう子は微笑み、お付の中川夫妻は感激する。
そんな双子のために茶碗とお椀を作って用意していた雄山が、ゆう子に渡すのであった。
ところが帰宅したゆう子たちの元に雄山が交通事故にあったという知らせが入る。全身を強く打ち危険な状態だというが、山岡は動かない。

そんな中、翌日には「アジア首脳会議」のお偉いさまを招いての宴会を「美食倶楽部」で行うことになっていた。
雄山がいない中、右往左往する使用人や料理人をまとめる山岡。
一方、雄山の方も危険な状態は続き、皆の呼びかけにも応じない。しかしゆう子に説得された山岡が「おやじ」と帰りざまに呟くと目を覚ましたのであった。
目覚めた雄山が真っ先に心配したのはアジア首脳の宴会。無理に退院までして、山岡の少し足りなかった部分を補ったのであった。

好きなところ。

本当は心配でたまらないのに、愛しているのに同じくらいに憎んでいる山岡。「お父さん」と呼んであげてと言うゆう子の言葉にもすごく葛藤する。
しかし出ていく寸前に呼んだ「おやじ」という呼びかけは確かに雄山に届き、雄山は目を覚ました。しかも「士郎の声が聞こえた」と言うから、確かに山岡の声が目ざめさせたのだろう。

好きなエピソード。

雄山の代わりに客に挨拶する山岡。雄山に叱咤されても責任は果たす。グータラと言われているが責任感は強いようだ。