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おじゃる丸23話「電ボ、飛ばない」アニメ感想&あらすじ・デンショボタルの世界にも健康診断がある…ネタバレ注意。


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『おじゃる丸』 第23話 「電ボ 飛ばない」

面白いところ・・・何と言っても、電ボが病院で健康診断を受けているところです。デンショボタルの世界にも健康診断があるというところに、この作品ならではのユーモアが反映されているように感じられました。
この健康診断で電ボは、羽疲れ度が高く、このままでは飛べなくなってしまうと診断され、医師から再検査を言い渡さされてしまいます。

作品中で現代とされているゲッコウチョウで、お世話になっている、サカノウエ家に帰ってくると、電ボは大いに落ち込みます。そこで、電ボが飛ばなくてもよい生活をしようということになります。ところがおじゃる丸は、いつものくせで何かと電ボを頼ろうとし、そのたびにカズマにたしなめられます。
電ボが再検査のため、故郷のヘイアンチョウへ出発するとき、電ボの羽を疲れさせまいと、おじゃる丸が電ボをおんぶしようとして、おんぶできずに倒れてしまいました。電ボの健康診断の結果を受け、電ボが飛ばなくてもよい生活をしようとする中で、おじゃる丸自身がいかに電ボに頼りすぎているかということを少しは自覚したのかなと、少しほほ笑ましく感じられました。それを見たカズマが、そんなおじゃる丸をおんぶするのでした。おじゃる丸の成長や健気な頑張りを認め、手を貸そうとするカズマの優しさに心を打たれました。私も含め、ついつい甘えてしまう人には勉強になるお話でした。