ナカノ実験室

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よつばと!全12巻(あずまきよひこ)感想&あらすじ・5歳児ならみんな好きなように生きていますが、よつばちゃんは…ネタバレ注意。


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一言感想

笑ってはしゃいで時々思い切り失敗して泣いて、素直でまっすぐ生きている感じがとても羨ましいです。

面白いところ。

基本、好きなように生きているとこが面白いです。5歳児ならみんな好きなように生きていますが、よつばちゃんは遠慮がないというかほろっと笑ってしまうような図々しさが笑えます。

好きなところ。

色々なところに遊びに行くのがいいです。それも子供だけじゃ絶対いけないような。親の「よし行こう」が子供の時どれほど嬉しかったか思いだし、懐かしい気分になれて好きです。

好きなキャラ。

よつばちゃんの隣の家に住む長女の友達「虎子」です。あからさまに子供嫌いそうな彼女で、本編でも「子供は嫌い」と言っていますが近所のコンビニに自転車で行くときは坂道で一緒に後ろをおしてあげたり、蝶々結びを教えてあげたりなかなか面倒見が良くて好きです。

好きなエピソード。

よつばちゃんがお父さんと雨の日にレンタルDVDを返しに行く話です。DVDをお店に返しに行き好きなDVDを新しく借りて合羽を買ってもらい最後にたいやきを買ってもらい。お家でそのDVDをたいやきを食べながらみる。この日常な感じがとてもいいです。母と手をつないで長靴を履いて水たまりを歩くあの感じが蘇ってきます。

おすすめ。

子供の無邪気でかわいい面だけでなく、すぐどこかへ行ってしまったり部屋中ペンキだらけになったり食器を割って嘘をついたりと失敗するところも隠さず描かれています。その失敗をただ怒ったり、逆に叱らず放置したりするのではなく「なぜそうなったのか」説明した上で反省させているのでカッとなってもこうしなければと思います。
これから育児する人、してる人におすすめだと思います。

作品に関する思い出。

学生の時に大ブームで、某バンド女子漫画と同じ萌え系だと思っていたので食わず嫌いならぬ、「読まず嫌い」でした。読んでみてこんなに懐かしい気分になるとは思わなかったので読んでよかったです。

作者に関して。

アニメ化の話があったようですが「よつばならではのしぐさをカットせずにアニメにすることは難しいから」とアニメ化しないそうでアニメ化したら面白かっただろうに...と思いました。でも読み返して仕草に注目するとうん確かに、と納得させられました。きっと個々で彼女のイメージも違うのでしょう。そう思うとこだわっていて素敵だと思います。

その他。

作中で登場する「ダンボー」。キャラ自体好きじゃなく、全然かわいくないじゃんと思っていましたが、夏休みの自由研究で小学生が作ったと思うと段々かわいく思えてきて不思議でした。