黒執事 19巻 人狼の森の謎に黒執事とシエルが挑む!?
悪魔で執事のセバスチャンとその主シエルは、見ただけで死んでしまう人狼の謎を解くべくドイツへ向かう。そこでは魔女のいる村があり、不穏な雰囲気が漂っている。果たして人狼の謎を解けるのか?
最新刊では人狼の謎を解こうとしたシエルが呪いを受けて大怪我を負ってしまう。その際に記憶と視力を失い、幼いシエルに戻ってしまう。いつもは堂々したシエルが『屋敷に早く帰りたい!』と泣く姿は必見です。
特に、大人が怖いとフィニにしかなつかないシーンは母性をくすぐられるようで可愛いです。
そんな主を見て、フィニは過去を思い出す。
今まであまり語られなかったのですが、どうやらフィニのあの怪力はある研究機関が原因のようです。そこではただの実験体でしかなかったフィニだが、そこでシエルに拾われることで忠誠を誓う。
執事が悪魔なだけあって、シエルの従者たちは皆普通ではないということは分かったが、これから更にどんな秘密があるか楽しみです。
個人的には魔女のサリヴァンの自由奔放さに振り回されるセバスチャンがめったに見られない姿なのでオススメです。