」で便利でお安く。東京トーキョーグール喰種 12巻 喰種達の過去と金木くんの選択。
この物語を超大雑把に説明すると、人間を喰らう喰種(グール)と喰種を駆逐する人間の組織(CCG)との戦いです。
そして主人公は、元は人間だったのに事故で半分喰種になってしまった金木研くんです。
12巻では壮絶なバトルはありません。
そのかわり、喰種達の過去やCCGの秘密などに迫った内容になっていて読者を退屈させません。
なにより一番の問題は、金木くんのこれからの生き方ではないでしょうか。
喰種も恐ろしい種族ではあるけれど、本質的には人間と変わらないと思います。
それぞれの怨讐を乗り越え、分かり合える日もくるのではないでしょうか。
ただし、そこにたどり着くまでには、血みどろの内臓がどろどろの目玉がとれちゃったりとかの壮絶なバトルが繰り広げられる事と思いますが。
喰種は人間を襲う時や戦闘の時などに目の色が変わり、体に内蔵された武器を放出します。
故に、バトル風景がビジュアル的に派手なものになり、そこも見所のひとつだと思うのです。
最後に、この巻まで読み進んで気付いた事は、イケメン喰種の月山くんのしゃべり方がルー大柴さんっぽいと言う事です。
私的に彼のようなキャラは、嫌いじゃありません。
