」で便利でお安く。一言感想
- 著者:井上純一 監修:矢澤真人
日本語はおしえるのは難しいというかやっぱり、「ひらがな・カタカナ・漢字」の使い分けを説明するが難しいんだなと思いました。中国嫁日記は3巻通して読みましたがこれもまた違った面白さでした。
面白いところ。
中国人奥さんの月（ゆえ）さんの勉強しようという熱意が見所だと思います。無料の日本語学校がありボランティア講師が教えてくれるけどあまり勉強にはならない、という話がありましたが、そんなところがあることに驚きました。様々な外国人が変だと思っている日本語にも確かにそうだな、と思えて面白かったです。
好きなところ。
作者の井上さんが本当に月さんを愛しているんだなあというのがそこかしこから伝わってくるのが好きです。それとネタ的に大げさに取り上げてるだけなのかなとも思いましたがお金持ちについて敏感すぎると思います。そのお金持ちの奥様のゆんちゃんのキャラは結構癒し系で好きですが。
好きなキャラ。
月さんです。中国嫁日記を読んでいてもこの作品を読んでいてもいつも取り組むことに一生懸命で、ハングリー精神旺盛で、やってみなきゃ気が済まない！という頑固さはすごく素敵だと思います。
好きなエピソード。
東北大震災が起きた時のエピソードがとてもいいと思います。地震国である日本に住む日本人さえあの地震はかなり恐ろしかったのに高層ビルの上層にいた人たちはものすごい恐怖だったと思います。ゆんちゃんの旦那さんが走ってゆんちゃんに会いにきたという話には思わず涙ぐみました。
おすすめ。
マンガの方もそうですが解説がすごくわかりやすく書いてあります。「結構」という言葉の使い分け、「承知と了解」の違いなどについて今までは気にもしなかったような言葉を解説しているのでなるほど、と思えます。子供に聞かれたときなどにいいのではと思います。
作品に関する思い出。
中国嫁日記の4巻が出たのかなと思いました。ぱらぱらめくって読んでみるとすごく文字が多くて面白そうだなと思い購入しました。中国嫁日記の月さんが勉強をしたまとめみたいな感じですごくおもしろかったので買ってよかったと思います。
作者に関して。
ものすごく愛妻家だと思います。それにきちんと答える月さんも素敵な奥様だと思いますし、この夫婦に見習うべきところがたくさんあるなと感じました。
その他。
既に出版されている中国嫁日記1～３巻を先に読んでからでないとわからないと思います。かなり面白いのでぜひ読んで欲しいです。
