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怪物王女全20巻(光永康則)感想&あらすじ・高飛車ではなく、高貴な感じがとてもいいです…ネタバレ注意。 #漫画


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感想

高飛車ではなく、高貴な感じがとてもいいです、戦闘力がそれほど高くないというところもまたかわいいと思います。正直にひと言でいうと結構グロテスクで気持ち悪い。胴体のど真ん中を貫いたり頭蓋骨が割れて中身が出たり腕や足がひしゃげたり、意外と気持ち悪いです。それでも敵を倒した後、次のページではすっかり綺麗になっていたりするので案外それにはなれてきます。敵の関係から信頼関係を築いていくという流れは少年マンガさがすごく出ています。

姫が最後の最後に名前を明かすのですが正直別にそのまま終わってもなにも違和感なかっただろうに思います。隠している感じがないし主人公も軽くなんで教えてくれないのかなー程度にしか思っていないので読んでいる側もなんとも思わず気がつくと最終回を迎えていました。途中、姫がヒロに対してヤキモチ?を妬くシーンがありなんとなくそんな展開を迎えるのかなと想像していましたが意外とあっさりとした最後で好感を持てました。
作風がカワイイ感じのせいで建物の外装や姫の衣装などがちょっとチープなように見えました。姫がティーカップをもって会話するシーンではびっくりするぐらい作画崩壊しているところがあってちょっとひきます。姫自身が様々な人や妖怪に一目置かれているという描写と、レイピアやチェーンソーなど色々な武器を使うところがかっこよくてとても好きです。