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おばけのおやつ全1巻(押切蓮介)感想&あらすじ・Beautifulという犬の話は面白かったです…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

またおばけか、この作者本当に大好きだなと感じました、本気で。他の話はあんまり面白くなかったですが、最後から2番目のBeautifulという犬の話は面白かったです。ストーリーは火山が噴火し、家族が避難所に避難してしまい一匹取り残された犬の話です。暖かい眠れる場所も、おいしいご飯ももう食べられないでももう一度だけ家族に会いたい、家族を守りたいという気持ちだけで火山から出てきた炎の化け物と対決します。

この犬、「でろでろ」に出てきたサイトーさんという名前の犬とそっくりなのですがもしかしたらモデルかも知れません。その名の通りまさに何かに取りつかれたかのようにこの作者の名前を書店で見るとすぐに買ってしまい、そのくだらなさに辟易するのでもうそろそろ辞めたいです。でも今回のこの作品でこの犬の話がかなりよかったので買ってよかったと思いました。最後、犬は吹き飛ばされてしまうのですが、ぼろぼろになった犬を迎えに来てくれた家族が名前を読んで抱きしめてくれます。会えてよかったねという気持ちが湧いてきて泣きそうになりました。表紙カバーをめくると怖いのか下手くそなのか良くわからない泣いている犬とおばけの絵が描いてあってなんか落ち着かない気分になりました。一番最後の作者のエピソードでは「おばけを愛している」とか言っておいてめちゃくちゃビビっていたのでもうやめなよ、と友人の様な気分になりました。