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わにとかげぎす全4巻(古谷実)感想&あらすじ・恋愛モノで、最終巻まで読んだ後はなんだか不思議な幸せな…ネタバレ注意。 #漫画


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感想

通して、作者の古谷さんの話は大好きなのですが中でもこの作品は何度も読み返してしまうくらい大好きです。これは大きなくくりで言うと恋愛モノで、最終巻まで読んだ後はなんだか不思議な幸せな感じになります。これも理不尽で避けれないような現実に巻き込まれていきますが最終的に大人の対応でがっつり解決されていきます。

途中で何度もハラハラしますが、周りの様々な人に助けられたり、本人自身の強さと優しさで事件が終っていくので心地よいです。主人公富岡ゆうじの隣人、羽田という女性の素行が本当に面白くて、もう本当にどうしようもなく富岡の事が好きになってしまうのですが自分や富岡の行動に一喜一憂したり、妊娠疑惑に不安定になったり愛らしい女性で大好きです。最終的に彼女は富岡の婚約者になり、夢だった作家にもなれます。その矢先、元彼氏からあるものを理由に脅迫されるのですがそれは元彼氏の現彼女により既に破棄されていると言われ解決。婚約までの間も様々な事があるのですが2人ともお互いを守ろうと行動して空回りして、気がついてもっと愛が深まるんです。素敵!ただひとつだけ気がかりなことがあって、最終話で富岡と思しき死体が出てきます。あれは殺そうと思った人物の妄想なのか、現実なのかずっと気になっていましたが、読み返してもあのコマの死体の理由がわかりませんでした。そうやって読者に考えさせるように仕向けているんでしょうか?謎です。