ナカノ実験室

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にがくてあまい全8巻(小林ユミヲ)感想&あらすじ・江田マキは彼氏にふられ、最悪な汚さの部屋と野菜不足の食生活のために…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

表紙を見たときに兄弟か、それか親子かなと思ったのですが、どうも同年代くらいの男女で、性格が真逆で全く相いれないのに同居するという展開が面白い作品です。バリバリのキャリアウーマンの江田マキは彼氏にふられ、最悪な汚さの部屋と野菜不足の食生活のためにぼろぼろの肌でまたふられるという中で暮らしていました。

やけになって飲みに行ったお店で酔いつぶれ、片山渚に自宅で介抱してもらいます。目が覚めるとおいしそうな匂いが鼻をくすぐり...といったあらすじですが、この片山という男がベジタリアンという設定がいいです。それもそれでとっても偏っていると思うのですが、肉と脂モノ中心の生活よりは全然マシで第一話に出てくる野菜のスープなんてこっちまで香りがしてきそうなくらいおいしそうに描かれています。最後にレシピが載っていて私も肉よりは野菜の方が好きなのでこういうレシピはすっごく嬉しいです。「冬野菜の雑穀スープ」という料理なのですが押し麦を使っていてたっぷりと野菜が入っていてすごくおいしそうです。残ってしまったら次の日にリゾットのようになっているんだそうです。押し麦はなかなか手に入らないので羨ましいです。読み返してみると材料は結構ざっくりしているのでもっとたくさんの種類の野菜をいれてもおいしいだろうなと思います。現在8巻まで出ていて、表紙もその都度かわいいので続編が楽しみです。