ナカノ実験室

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ゴーストハント4~5巻「放課後の呪者」(原作/小野不由美・漫画/いなだ詩穂)感想&あらすじ・新聞をも賑わす怪現象続きの緑陵高校からの依頼を…ネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

学校に充満する大量の怪奇現象にヒヤッとして鳥肌がたちます。

面白いところ。

新聞をも賑わす怪現象続きの緑陵高校からの依頼を受けた麻衣たちは、訪れて早々に教室内で暴れまわる怪しげな大きな犬に遭遇します。

その後も聞き取りを続けると、学校中至るところでたくさんの怪奇現象が起きているらしく…。

そんな中、自殺した坂内くんの存在や、学校中で行われていた「オリキリさま」というこっくりさんを模したような降霊術を行っているということを知ります。

この話を読み始めて少し、この学校での心霊現象は今までの話に比べてこれ本気で怖いやつだと思いました。

オリキリさまをやったことのない人のほうが少ないということや、降霊した霊が外に出られず学校に留まっていることなど、想像したら怖すぎて鳥肌がたちました。

ただの心霊現象ではなく、古い時代に行われていた呪詛(ずそ)の話も出てきて、その目的を知ったらさらに恐怖に…。

学校で次々と起こり始める現象も、どんどん酷くなっていき、麻衣が怖い目に合うレベルも上がっていき、命の危機を感じることになったときはもう…。あ、これ人生終わったなと思うくらい怖かったです。

新しく出てきた安原さん(緑陵高校の生徒会長)のキャラクターも良い味が出ていて良かったです。

とにかく「これ怖い…」としか思えない話の中で、ただただ麻衣と安原さんのやりとりでほっこりさせられました。

夏なので怖い思いをしてヒヤッとしようと思ったのですが、怖くて夜なかなか眠れなかったです。