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愛してるぜベイベ★★全7巻(槙ようこ)感想&あらすじ・連載当時、似たような境遇にいた少女ゆずゆちゃんの心理状況が痛いほどわかり…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

この作品の連載当時、似たような境遇にいた少女ゆずゆちゃんの心理状況が痛いほどわかり、みていられなくなってしまい今まで読まずじまいでした。改めて読み返すと本当に心ちゃんがカワイイです!当初ギャルの様な恰好をしていた彼女ですがどんどんとその美しさを増してゆき本当に綺麗な女性になったと思います。

あらすじは高校生であらゆる女子にモテモテの男の子片倉結平が、突然いなくなってしまった母親のせいで片倉家に預けられることになった結平の従妹に当たる幼稚園児の坂下ゆずゆの面倒をみることになってしまった、というハートフルなストーリーです。実際はこのゆずゆちゃんが優しい子だったので育っていったのだと思います。勝手に蒸発して子供を捨てた親のもとに返すなんて許せないと思いますが実際私も実母に引き取られ、今は夫と結婚して子供も授かり幸せに暮らしているので悪いことばかりではないかとは思いますが。終盤、ゆずゆちゃんが記憶をなくしたり気絶したりする描写からみても彼女がすごく繊細な子だということがわかります。あの年であんなふうになってしまった、もうその時点で心が壊れてしまっているようにも感じます。ストーカーにちょっかいをかけられたり、同じ幼稚園でのお友達が虐待を受けていたり、家庭を追い出されたりとかなりショッキングな描写もあったのですが、調べると7年後ではしっかりとハッピーエンドを迎えているようでホッとしました。