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魔女の心臓4巻(matoba)感想&あらすじ・妹と死を探す旅をする魔女の話です…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

妹に心臓をもっていかれてしまい、そのせいで死ぬことが出来ず何年もの間、妹と死を探す旅をする魔女の話です。扉の絵を見る限りでは妹は魔女を嫌っていたわけではなく、むしろその逆で、愛しすぎていたあまりに自分のものにしたかったというように表現されています。しゃべるランタンをおともに旅をする彼女は行く先々で様々な人や事件に出くわします。

でも作品のどのコマを見てもどこかとても切なさそうで遠くを見ているような感じで世間から浮いているような印象を受けます。年をとらない、とれないのか幼い少女の身なりをしていますがかなりの年月を生きているそうで口ぶりと外見は釣り合わっていません。どのシーンを見てもやはりどこか悲しそうな表情をするので、作品中はずっとゆっくりとした静かなオルゴールが似合うなと思って読んでいました。ランタンのルミエールは彼女に惚れこんでいるらしく、少々過保護な様子や、体に触ろうとするシーンまで出てきます。本人が豪語する「熟女好き」なそうで、なんだその嗜好は?とちょっと不審に思います。妹も同じように魔女なのでしょうか、なぜそこまで執着して姉を苦しめるのか理解できませんがそこまで歪んだ愛を姉にぶつけるということは相当さみしい思いを経験したんじゃないかと思いました。無事に彼女が死を見つけられるといいと思います。