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市場クロガネは稼ぎたい全5巻(梧桐柾木)感想&あらすじ・主人公は大財閥の御曹司で15歳、私立学円園学園に入学します…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

主人公は、大財閥の御曹司で15歳の市場クロガネという少年。彼は恵まれて環境で育ってきたものの、自分では何の偉業も成し遂げていないという事と憧れの「プロ」たちと同じ目線になりたいという願望から私立学円園学園に入学します。この学園の制度はすごく理にかなっているというか、いざ社会に出たときに十分即戦力になりうるので下手にバイトするくらいならこんなユニークな学校があってもいいなと思いました。

普通のお金は持ち込み禁止で、その代わりに「学円」という通貨が成績と点数によってもらえます。20万を学校に支払うと「××部」という形でお店が開けて、公共機関すら生徒が運営しています。こんなやる気の出る学校、通ってみた過ぎます。最初に出会うヒロインの経営危機を救い、そのエピソードの面白さで一発でこの作品を好きになりました。主人公は一応美少年という設定みたいですがよくわからないです。片目が金色で特殊能力をもっているようですが、そんな事をしなくともかなりの観察眼と洞察力をもっているし、その特殊能力は精度が上が程度なのでいらないのではと思います。調べてみると「アンコール連載という形で連載をしている」とのことで、確かに途中から見たら最初から最後まで見たくなるのはわかります。本当に続きが気になります。