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ブギーポップ・デュアル「負け犬たちのサーカス」全2巻感想&あらすじ・世界の敵と戦うために一人の少女に現れた人格なのだそうです…ネタバレ注意。 #マンガ


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  • 原作:上遠野浩平 作画:高野真之

感想

中学時代に同級生の男の子が激ハマりしていて、試しにライトノベルの方を1巻だけ読んだことがあるのですがその時は内容がよくわからないし、面白くないなと思っていました。漫画化されていることは知らなかったのと、2巻完結だったので読んでみました。ライトノベルの方のカラーページや表紙でも思ったのですが、なんであんなに変な格好をしているのでしょうか。

帯の様なシマシマの装飾品に至ってはなぜ重力を無視しているのかもわかりません。心に傷を負った女子生徒たちが頻繁に出てくるのですが、なぜかその少女たち無駄に服を脱いでいたり、全裸シーンが多かったりと一体何を目的とした意図的な描写なのか全く理解できません。ブギーポップとは不気味な泡という意味で、世界の敵と戦うために一人の少女に現れた人格なのだそうです。人の想いは恐ろしいのでそういう事態も起こりうるのかも知れませんが、その人格に統一性がないというかあまりにも非現実的過ぎて頭に入ってきません。そもそもの「世界の敵」というものが、調べてみても抽象的で全く意味がわからず、個人解釈としてはただの被害妄想の様な気がしてなりません。「私たちは何者かによって支配されているんだ」という考えをものすごく深刻に考えているような感じだなあと思いました。やっぱりこの作品はちょっとにがてです。