ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

スポンサーリンク

戦国妖狐全12巻(水上悟志)感想&あらすじ・兵頭真介は武者修行中で農民の出である武芸者…ネタバレ注意。 #マンガ


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

感想

武者修行中で農民の出である武芸者の兵頭真介はある日、妖狐であるたまという少女と仙道の山道迅火という男に出会います。2人は世直し姉弟を名乗っていて闇(かたわら)と呼ばれる妖怪と戦いながら旅をしています。仙道というのは調べるまでまったくわかりませんでしたが、中国で仙人になるためにする修行だそうです。

なので多分その道を極めた存在という意味なのだと思われます。作中で何度も人体錬成や改造といった言葉が出てきてかなり物騒です。一部で一番最初に出てくるボスの様なような妖怪灼岩が、実はとても綺麗な女性であったことにびっくりしました。本名は芍薬という霊力が強いだけの平凡な村娘で、髪の毛の色が違うという理由で嫌われ、ある日金で父親に野裸に売り飛ばされます。ただ眠っているだけでいいといわれた彼女は迅火に倒されて目が覚めましたが、直前の記憶はなかったものの、あとからすべて思い出すというシーンに残酷だと思いました。たまという妖狐は実は200年も生きていて、人間と闇が共に生きていく世の中を作るために旅をしているそうです。そんなたまの事を迅火は姉上と呼んでいますが、実際にはのちに夫婦になりたいと望んでいるようでなんだか和みました。そのために完全な闇になりたいと願っているようでなんだか愛しくなりました。