感想
女子高生同士が本気のこぶしで戦うアクションマンガです。父親が作った莫大な借金を返済するために地下闘技場でキャットファイトをすることになってしまった女子高生で勤労家の少女一茜の物語です。一応1巻から8巻まで通して読みましたがずっと戦いっぱなしです。
ヤングコミックということだからか見え隠れするようなシーンがちらほらと見受けられるのですが、まったく色気というかを感じられません。それはなぜかというと、血しぶきがすごくて戦っている人物が血まみれになっているのでそこにな感じがないからです。でも血まみれなのにまったくグロテスクじゃないところはいいと思います。最終巻で主人公が結婚するのですが、それでもやはり乱闘していてウエディングドレスはぼろぼろ、髪も顔も血まみれぐちゃぐちゃで、ちょっと女の子がそれはないだろといらっとします。その後子をもうけており、授乳シーンがあるのですが外でなにか強靭な敵が待ち構えているシーンでこの作品は終わります。戦闘シーンが激しすぎてもはや女子高生である必要がないんじゃないかと思います。最終巻では都市が一つ壊滅するくらいの地震を起こしているし、何下ではないような気さえします。完結している作品が少ない作者らしいのできちんと終わっていたのは素晴らしいです。