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うららちゃんのナカの人全2巻(真田鈴)感想&あらすじ・主人公は女子高生蓮浦麗、実の母親と姉が化学オタク?…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

主人公は何事も普通が一番、というモットーをもつ美しい容姿の女子高生蓮浦麗。実の母親と姉が化学オタク?というかマッドサイエンティストのような人間で、隣の家に住むオタクでニートな同人作家の寺苑貴春と融合させられてしまいます。この融合というのがちょっと不思議な感じに融合させられていて、体は主人公麗なのに意識が麗と貴春で、貴春の体は動きません。

しかも意識は突然途切れ、それはコントロール出来ないようです。とてつもなく不完全な感じですね。というか実の子供と実の妹で人体実験をしようと考えた彼女たちにドン引きします。直接脳みそをいじくっているわけではないとは言え、後遺症が残ってしまったりキメラ状態になってしまったり、ショックで意識混濁、最悪死んでしまったらどうするんでしょうか。実在していない人物とは言えこういう無責任な行動は本当に頭にきます。ただ唯一救いがあることと言えばこの貴春という人物の性格が非常に穏やかで、「この体で××してやろう」とはあまり考えておらず本体である麗の個人を尊重し、彼女の未来をなんとか明るいものに維持したままにしてあげたいという感じなので好感を持てます。妹のように思っているのでしょうか、彼なりに麗を大切に思っているようで素晴らしいです。