ナカノ実験室

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できそこないの物語・全4巻(箱宮ケイ)感想&あらすじ・魔術師ギュールギルム・ギョロンギョロンという人物によって作りだされた…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

魔術師ギュールギルム・ギョロンギョロンという人物によって作りだされた「魔法人形」というものたちの物語です。ジュジュという少年が目を覚ますところから始まります。記憶がなく、目を覚ますと木の上にリィラという金髪の少女を見つけます。その2人はあてもなくさまよいますが、ある住人に襲われかけ、そこで自分たちに懸賞金がかけられていることを知ります。途中で出会った、ガルネット・レインという同じ魔法人形の青年に助言をしてもらいさまざまな事を知ります。

この作品は本当にカワイイ絵柄で、キュンとします。彼ら魔法人形にはそれぞれ高額の懸賞金がかかっていて、その命すら脅かされているようです。しかし、その傍ら彼らの事を好意的に思う人間もいて、5人の警備兵が大事に守っていたり、キャンディを降らす魔法人形に対してゆるキャラのような扱いをしていたりと様々です。それぞれの魔法人形たちはいろんな魔法を使うことができてそれゆえに恐れられたり虐げられているようですが、その分愛されているような一面もある話が多く後味が悪くなるような感じがしないのでこの作品大好きになりました。キャンディーを降らすという能力についてはどういう考えで作ったのか分かりませんがなんだかとっても素敵なように思えました。ジュジュはなんでも腐らせてしまう能力であり、やはりなんの為に作られたのか気になります。