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月刊少女野崎くん5巻/感想・主人公高校生、野崎梅太郎は少女漫画しか描けない漫画家…(ネタバレ注意)。 #マンガ


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月刊少女野崎くん 5 少女漫画家男子の夏と少女が恋に落ちた春。

主人公高校生、野崎梅太郎は少女漫画しか描けない漫画家。メインキャラクター全員が彼がそうであることを信じていない、知ろうとしない。そこを踏まえての恋愛ギャグコミ。マイペース、孤高のヒーロー、一匹狼的な、イケメンだがクールといえば聞こえはよいが可愛くない、そういう男性好みの人は是非手に取り読んでいただきたい。

4コマ構成だが、1話完結しているおしもろさもありつつ、学校生活を背景とした流れもちゃんとあるのでなお楽しい。漫画に出てくる男性大体が、うざいヒロインを守ったり、優しくしたり、わがままきいたり、二人のこれからにきゅんきゅんする恋愛漫画と違い、自分の特にならなければ機嫌をとらないし、かといってブスブスというオラオラ要素も少なく、あくまでも天然に飴と鞭を使い分け、ヒロイン、女性キャラを手駒にしているように感じるので、ベクトルの方向は逆だが、きゅんきゅんしてしまう。現在は深夜にテレビアニメ化をしているが、クレヨンしんちゃんがゴールデンで流れているので、野崎くんも流行っても良いと思う。