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結界師全35巻(田辺イエロウ)感想&あらすじ・主人公は400年も続く妖退治の専門家、結界師の一族の墨村良守…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

3年ほど前にアニメ化され、子供たちに大人気になったこの作品。改めて読んでみるとやっぱり面白かったです。主人公は400年も続く妖退治の専門家、結界師の一族の墨村良守。隣に住む幼馴染の女の子、雪村時音とは同じ結界師ながらも両家が昔弟子だったことで継承権を争い、今では犬猿の仲。

本人同士は特に仲が悪いわけではないですが多少のコンプレックス等はあるよう。結界師の仕事は、結界と呼ばれる四角の空間を作り出し、それに妖を閉じ込めて破壊することで退治するという結構シンプルなもの。連れの妖犬もいたりして、子供たちにはすごくかっこよく映っただろうなと思います。しかしやはり主人公たちが学生という設定なので、妖を退治した後は必ず学校に登校しなければなりません。そのことを思うと、いかに家業や継承者だからといってもとても可哀想に思います。成長期、思春期なのにそれを犠牲にしなくてはいけないのもなんだか...という気分になります。退治し終わったその翌日にあからさまに眠そうなシーンがあるととても不憫に思います。行為が行為だけに、時間帯を昼間にさせるなんてこともできなさそうだし。多分こんな老婆心を出しまくって読んでいるのは私だけでしょうが。時音の連れの妖犬がいつも彼女のことを「ハニー」と呼ぶのですが、女の子はメス、男の子のオスのツレという設定が多いのに珍しいなと思いましたし、その呼び方から慕っている感じがすごく出ていたのでカワイイなと思いました。