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聖女3話/感想&あらすじ・広末涼子演じる基子の過去が、地元の人々の証言によってあぶり出される…(ネタバレ注意)。 #ドラマ


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永山絢斗の静かな演技が光る 聖女 第3話

裁判で裁かれることになった美女が本当に悪女なのか?という、ドラマとしてはよくある設定だと思いましたが、1話目を見て永山絢斗の演技に惹かれ、第3話まで続けて見ています。
今回は広末涼子演じる基子の過去が、地元の人々の証言によってあぶり出される、というのがメインでした。設定では基子が希代の美女、ということになっており、広末涼子だと若干「美女」の部分が弱いかなと思いますが、何と無く影があり本心を読めないところや、全体に悲哀が漂って少し疲れた演技に好感がもてました。

また、今回はこれまで弁護士としてパッとしなかった永山絢斗演じる若手弁護士が、過去に愛した基子のために証言集めに奔走するのですが、永山絢斗の抑えめながら熱のこもった演技が光っているなと感じました。時々出てくる受験生時代のあどけなく無垢な雰囲気と、愛する人が突然消えてしまい、心に傷を負ったことで少し陰を帯びた現在の雰囲気がよく演じ分けられていると思います。婚約者との喧嘩のシーンでも晴樹の側にも非があると思いつつ、つい晴樹を応援してしまいました。
また、一癖ある弁護士事務所の所長を演じる岸部一徳の演技もさすがの安定感です。
今回事件の当事者である入院中の男性が意識を取り戻しており、今後彼がどのような証言をするのか、また、引きこもっていた部屋から出てくるようになった晴樹の兄がどのように関わってくるのか、次回以降への布石となるシーンも多く、次回への期待感を持たせる内容でした。