ナカノ実験室

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カラフルパレット・3巻(あいざわ遥)感想&あらすじ・友絵(ともえ)は、同じ講義を受講する阿部真琴と関わることで、過去をふっきり…ネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

心の曇った自分を変える、魔法のメイクのお話です。

面白いところ。

彼氏と別れ、抜け殻のような無気力になっている友絵(ともえ)は、同じ講義を受講する阿部真琴と関わることで、過去をふっきり自分の未来を考えられるようになるお話です。

「失恋って病気かな」という言葉がとても印象的でした。

好きな人との思い出が詰まった家で、吸えない煙草を吸って、幸せだった自分から今の自分というギャップに何とも言えない切ない気持ちになりました。

何となく参加した会社説明会で、いつもお洒落で恋愛も上手くいって人生謳歌しているように見える真琴と話をするのですが、真琴にも真琴なりに不安や悩みがあることを聞いて、みんな色々あるんだなと思う友絵。

説明会の最中の思い出や、説明会のあとに遭遇した元彼氏と現彼女に優しくされ、惨めな気持ちになって…。
その一連の流れやシーンが、今でも好きだという友絵の心を現していて、わたしまで失恋したかのような悲しい気持ちになりました。

最後に元彼氏と会うチャンスが来て真琴にメイクしてもらうのですが、大した会話もしない中、最後に抱きしめてもらったあと、ちゃんと泣けて良かったなと思いました。

その後、ふっきれた表情がとても心に残るのですが、最初の死んだ顔とは打って変わって、晴れやかで可愛らしい笑顔も本当に良かったです。

本編の真琴メインの話ではなく、真琴の関わるスピンオフのようなお話なのですが、カラフルパレットのお話の中では一番好きです。