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ダイヤのA2巻(寺嶋裕二)感想&あらすじ・野球名門校・青道のエースになるために一人上京した沢村栄純は…ネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

失敗続きの沢村のエースへの道の偉大なる第一歩です。

面白いところ。

東京の野球名門校・青道のエースになるために一人上京した沢村栄純は、遅刻やその後の諸々の態度で練習にも参加することもできず、ひたすらグランドを走り回ります。

青道の試合がある日も、自分がマウンドに立てないから素直に応援できないとタイヤを引きずって走り回ります。

その努力やエースへの強い気持ちが認められたのか、1年対2・3年の試合に出られることになるのですが、2・3年との実力差で絶望感に満ちている中、安定のポジティブ沢村のやる気は、読んでいる方も興奮して何だかやれる気がするので素晴らしかったです。

それに感化されて小湊くんの素晴らしいバッティングで空気が変わったところもワクワクして面白かったです。

諦めない、自分の実力を信じる姿勢はすごいなと思いました。

試合シーンも迫力があって見応えありましたが、個人的には、甲子園も本気で目指している厳しい監督のオーラを半端なく感じるところが一番本気の高校野球を感じました。

好きなエピソード。

春の都大会で部員が不在になる中、一人グランドに残った沢村が、久しぶりに触れるバットとボールにテンションが最高潮に上がっている話が面白かったです。

触れるのはいいですが、一人なのでキャッチボールもできずに遠投の後スライディングでのキャッチ。
ひたすらの高速素振り。

常に真剣に頑張っている沢村の空回りっぷりも相まって、バスに乗り遅れた古谷に目撃され哀れ扱いされ恥ずかしがっている姿には笑えました。