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ピューと吹く!ジャガー全20巻(うすた京介)感想&あらすじ・黙砂里市(もっさりし)という架空の町を舞台、高幡不動や多摩川、多摩動物公園などモデルにした…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

大人気ギャグマンガの代表作ともいえるこの作品。初めから読んだことがなかったので読み返してみました。黙砂里市(もっさりし)という架空の町を舞台にしているようですが、前住んでいたところに良く似ていたので調べるとやはり、高幡不動や多摩川、多摩動物公園などモデルにした芭蕉だそうです。あらすじは酒留清彦という17歳の少年が就職も大学も蹴りギタリストを志望して上京するというところから始まります。

様々な芸能学校やプロダクションのオーディションを受けるのですが全く相手にされず、ある日突然謎の笛吹き男ジャガージュン市に出会います。常に坂だった赤い髪が特徴的で、主な行動は清彦を振り回すことです。聞き間違いなのかなんなのか、清彦の事を「ぴよ彦」と呼ぶのには苦しくなるほど笑いました。なんだか雑なイラストにへんてこな流れに妙な登場人物たちを見ていると「なんだ、こういうのでも売れるのなら漫画家ってすごく楽な仕事の職業だな」と思ってしまうのですが、キャラクターたちをよくみると全くデッサンが狂っていないことに気がつき茫然としました。この作者、実はものすごく絵が上手いと思います。なのになんでこんなギャクマンガを描いているのか理解に苦しみますが、でもやっぱりものすごく面白かったので、完結してしまったのが残念です。