感想
主人公は天才外科医の元医者東雲圭祐。彼は死んでしまっているのですが幽霊として現世に残り、ぼんやりと公園のベンチで寝ているところ、琴音介という少年に声をかけられます。介以外の人間からは圭祐の姿は見えないらしく、声をかけたことによって介は圭祐に憑依されてしまいます。
基本的にスケベなことしか考えていないような表現をされていますが、急病人や事故が発生した時などは、医師らしく適切で手早い支持を介に送っています。介はオートバイのプラモデルを作るのが好きで、そのおかげで手先がとても器用で集中力もすごいです。勉強も運動もダメな彼はそのプラモデル作りによって生かされた能力と、トラブル発生時の行動力が素晴らしいです。
ここまで優れているのになぜ勉強も運動も出来ないのかさっぱりわかりませんが、物語が進むにつれてどんどんと医師になりたいという気持ちが湧いてきて、医師を目指す事を決意し猛勉強を始めるという流れは本当に素晴らしいなと思いました。早速第一話で主人公の幼馴染の弟の太ももの手術をするシーンは気持ち悪いと正直思ってしまいましたがそれでも気合いで乗り切って救った介はすごいです。実際あのようなもののみで素人が真似しないかちょっと怖いなと思いました。