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DEATH EDGE4巻(霜月かいり)感想&あらすじ・主人公の未来は極普通の女子高生。彼女は理性を天使によって殺されてしまいます…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

真っ黒な服や衣装に身を包んだものたち「DEATHEDGE」。彼らの目的はなんとあの「天使」を抹殺することだったのです。主人公の未来は極普通の女子高生。でも日常生活は他人の嫌な干渉にいらついたり、学校の友達たちとの薄っぺらな関係に辟易していました。「もう何もかも嫌だ!」と思った彼女は理性を天使によって殺されてしまいます。

そのせいで感情的を露わにして行動してしまうようになり友達や他の一般の人を殺してしまおうと歩みを進めます。間一髪、戒たちによって助けられた彼女は「天使」という恐ろしい異形の者を目撃します。この作品の面白いところは、普段は聖なる神の使い、美しく絶対に汚れのない存在だと思っている天使がとても禍々しく、身勝手で不快な存在に描かれているところです。しかも、一体一体がかなり細やかに描かれていて美しいのに、不快だと思うのでとても不思議な感じがします。

彼ら天使が人間の理性を殺し、おもちゃのようにする理由は、「天国が非常に暇だから」。こんな身勝手な理由で人間を弄ぶなんて、と思いますが人間だって他の生物に対してはこんな感じで遊んでいるような面もあるので全然偉そうに生きる資格なんてないよなと思いました。どの角度から見ても美しいイラストなので本当にこの作品好きだなと思いました。理性が天使に殺されるシーンなんて本当にドキドキしますし、臨場感があってすごく面白かったです。