同窓生 人は三度恋をする 【第10話•最終話】
健太とあけひの恋の行方がとても気になった最終回。
再会してから静かに静かに愛を育んできたふたり。
あけひを手放したくない太郎。
気持ちと裏腹に、自分の気持ちをうまく伝えることが出来ず、すぐに暴力をふるってしまうあたり、見ててとても心が痛くなりました。
結婚していても、他にすきな人ができてしまうこともあると思います。
女性が家庭を捨てて、本当に愛している人のところへ飛び込むことは相当な覚悟が必要で、勇気も必要です。
母親にとって、自分の子供達をおいて出て行くことなんて、本当に生半可な気持ちではできません。
健太が太郎に「あけひと別れて」といいに行ったとき、一郎が「僕がパパといっしょにいるから」と言ったあの言葉。あけひはどう思ったのでしょうか。
以前一郎が「僕はママについていきたい」と言ってからのあの言葉。
あけひは一生忘れられない言葉になっていたと思います。
あけひは健太がアメリカに旅立つときに素直についていけなかったあたりが、「彼女は女性として生きることではなく、母親として生きていく」ということを心に決めたんだなと考えさせられ、とても心に響きました。
健太はそのあけひの気持ちを受け止めたんだな。と。
だから5年まって、あけひを迎えに行ったんだな。と。
涙が止まりませんでした。愛が深い。。
とても感動するドラマでした。