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華麗なる食卓・全49巻(ふなつ一輝)感想&あらすじ・カレーに関する料理を題材にしたグルメ漫画でした…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

高級食材を使用するような、華やかな料理漫画を想像しながら読み始めたのですが「華麗」と「カレー」をかけた、カレーに関する料理を題材にしたグルメ漫画でした。物語は第一部と第二部にざっくりとわかれており、なかなか人間関係のもつれがリアルで面白いです。

「近代亜細亜旅行紀行」の作者である佐久間鋭司を探すために、まず、兄弟子である曽根崎宗一郎の店の「ガネーシャ」をさがしす高円寺マキトという男がでてくるというところから物語は始まります。マキトはホームレスさながらさまよっており、まるでゾンビのように餓死寸前のところを総一郎の娘である結維という少女に救われ、そこから「ガネーシャ」を再建させることになります。

1巻の最後の「華麗なるカレーレシピ集」というのがかなり面白く、中でもカレー隠し味一覧というのは実際にと使えたので2日目のカレーなどにとても重宝しました。まさに主婦の味方。ただ、ルーやスパイスから作るカレーはとてもじゃないですが難しいのとコストがかかるので簡単に真似することはできませんが、この隠し味をいれることで市販のルーでもおいしくなるので作っていて楽しかったです。雑誌の作風が青年漫画であることから、ちょっとセクシーなシーンがあったりするのですが、読んでいるだけなのになぜか異国チックな香辛料の匂いがするような気がして不思議な作品だと思いました。